切手類送付用具「通い箱」

 局から局へ切手類などを運ぶために使われる専用の通い箱。材質は昔のボテ箱に使われたファイバー製(硬質繊維板:ヴァルカナイズド.ファイバー)なので、非常に丈夫。

 郵便局内では時々見かけますが、このように車両に積まれて運ばれることはないようです。まっ、ある意味”金庫”でしょうか。


【記載文字について】

通         
信         
事         
便
務         

          


中津川郵便局備付
     No.10 
蓋が分離する行李タイプ

 外部はファイバーに布(キャンバス地?)でコーティング。内部には中身が動かないように十字に縛るヒモが付いています。

【記載文字について】

通       次
信       便
事       要
務       返
        戻

 栃木郵便局 
鍵付きの鞄タイプ

 総ファイバー製。内部には中身の移動を防ぐため、十字に縛るヒモが付いています。当然蓋には、鍵が掛かる仕組み。
 両サイドにある白い布は、内部のカバーに使われる。

【記載文字について】

通       次
信       便
事       要
務       返
        戻

 呉郵便局
 No.30
鍵付きの鞄タイプ

 タイプは上と同じ。大きさ的には、絵のように水や醤油、砂糖など結構な量が入る。ちょうど、旅行鞄を小さくした大きさです。

 向かって右横には把手(ハンドル)があるので、手提げ鞄としても十分使えます。

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